別子を「東洋のマチュピチュ」と足らしめる東平(とうなる)の選鉱場跡(前回の話は此方から)。
さて、別子銅山東平エリアに到着し歴史史料館を見学していたのですが、
裏に「小マンプ」と呼ばれる隧道が残っていたので、他の方が来ない内に先に見学に行きました。
鉱山が稼働していた往時に使用されてい車両が展示されています。
その後はガイド一行に合流して選鉱場跡の真上に。此処から向かいの山肌に
微かに白い岩が見えるんですが…、此処を別子銅山の「上部鉄道」と呼ばれた高山かつ鉱山鉄道が走っておりました。
一応、アウトラインを合わせるとどの位置を走っていたかが分かるクリアパネルがあるんですが、
上手くハマら無かったので、手描きで白のラインを入れてみました。かなり凄い所走ってたんですね。
因みにパネルの前に台があるんですが、此処から見ても山景の全然アウトラインと合いません。一寸離れて、下から呷るように見ると確りとハマるかとー。
そして、遂に別子銅山の此処「東平」を「東洋のマチュピチュ」と言わしめる選鉱場跡へ降りていきます
降りていく階段は嘗てのインクラインが活用されています(写真は帰りに撮ったものです)。
で、この選鉱場跡の下には、嘗ての住居跡が(屋根が着いているのは観光用レプリカ)
二段目から見ても大迫力です。
二段目にあるコレは共に索道(鉱石運搬用ロープウェイ)の跡でして。
下段の此処から選別された鉱石が出てきたのを受けて麓まで運んでいたんですね…
1時間弱のガイド付きの観光でしたが堪能して駐車場へ。
因みにこの駐車場は元々プラットフォームが有った場所との事で。
上の方がらホームに降りてくる階段なんかも残っておりました(上に見えるレンガの建物は旧・採鉱本部)。
東平については新居浜市の特設HPが再現CGや画像付きで詳しいかと
→「天空のまち 東平」