最近、東牟婁方面行く時も勝浦側が主目的で立ち寄る事の少なかった潮岬ですが、興が乗って遠回りしていったのが
此処「南紀熊野ジオパークセンター」、入館料何と無料。若干床が波打ってますが(どんな施工したんだろう?)、無料施設と考えると結構展示は充実。以前「ブラタモリ」やNHKの多番組でも解説が有った通り、紀伊半島の成り立ちや、地層・岩石の話などの解説展示がなされています
あと、世界最大規模の破局噴火と言われる熊野カルデラの解説も。痕跡は僅かなんですが、橋杭岩とか古座川の一枚岩、あと紀伊半島に湧出する温泉などが名残(地下でまだ冷え切っていない1400万年前花崗岩があるので…)。因みに熊野カルデラの火山噴出物の総量は3000K㎥と言う膨大な量で、縄文文化を崩壊させた喜界カルデラで170K㎥、阿蘇最大の噴火が384K㎥と言う事を鑑みても途轍もない大噴火だった事が判ります
川が出来る仕組みが実際に見てわかる展示などもあって(こういう言い方た失礼かも知れませんが)下手な万博パビリオンよりも充実しています
また、この日(25年8月8日)は9月15日まで展示予定のワカヤマソウリュウの全体骨格レプリカの展示も有って、これも見応えありました…まぁ、その前のALEC(アレック)[有田川町地域交流センター]でも見てたんですけどね、あっちの方が近いので
「南紀熊野ジオパークセンター」
開館時間:午前9時~午後5時
休館日:年末年始(それ以外は土日祝も開館)
入館料:無料
南紀熊野ジオパークセンターの写真はHPとGooglephotoにUPしています