事の発端は先日見つけたこの動画
「昭和40年白浜ロータリークラブ10周年記念映像」。白浜にロープウェイが有った事は知っていたが動いて居るのは初めて観た。で、如何も平草原まで繋がっていたらしい。更に検索すると此方や此方のBlog等で「平草原の展望台が元の駅の跡らしい」と書いてある。
「じゃあ、今日は天気も良いし一寸ドライブついでに出かけるか」と、平草原側の駅の確認へと白浜迄車を走らせる事にしました。
因みに場所は此処。
大浦の交差点から湯崎方面に入って平草原の道路看板通りに山道を進むと
確かにこのコンクリート製の二段になったホーム上の造りはロープウェイのホーム跡と言われては納得。恐らく向かって右側にロープウェイが入って来てたんですかね(汗
更に、コレは道の際になるので注意して探してほしいのですが、
当時の運営会社の親会社である南海電鉄の社章が道に埋まってるんですよね(合計で5個ほどあります)。この辺は昔から意外と近鉄が強いので南海の社章は割と珍しくて、コレも往時を偲ばせる遺構なのかなと。
また道を挟んだ向かい側のロータリーっぽい作りの場所も、もしかしたら嘗てのバス乗り場だったのかも知れませんね(嘗てはロープウェイとバスしか乗り入れ出来無かったそうなので
因みに平草原、春は桜の名所で知られていて、夏場は夏場で白浜花火大会の見物客で共に結構な人出に。
また、目の前には「紀州博物館」
平草原公園の奥には「白浜民俗温泉資料館」、
更にロープウェイが有った当時からオープンしている「白浜ゴルフ倶楽部」に、あとホテルも徒歩圏内で、尚且つ、直通バスの走って居ないので、もしロープウェイが現存していれば其れなりに需要は有ったかもとも思います。
いや、まぁ、多分三段壁のバス停からタクシー使った方が早いんでしょうけどね(距離的にワンメーター位?
因みに下側のホームは何処にあったのかと言うと
このコスモスとCOSMOの裏手にあったそうですが、コスモスは去年か一昨年のオープン、COSMOも近場からの移動。で、その前は確かデカいアパートとタクシー駐車場が有ったと思うので、其れこそ遺構らしきモノは全く無いかなと思います。
まぁ、実際、自分も平草原の展望台にそんな過去が有ったとはつゆ知らず、桜の時期に通り抜ける位だったのでいい勉強になりました。