キュンパスで行く北東北と函館の旅 その10

八甲田丸の車両甲板は男の子のロマン(前回は此方

そんなこんなで、今回の旅の〆は青函連絡船「八甲田丸」

階段を登って船内へ。第二甲板にあたる受付でチケットを買って第三甲板に登ります

船内は嘗て青函連絡船が有った時代の青森駅周辺を紹介する所謂、民俗資料館としての作りになっていて

当時の市場の用具やら

後、嘗ての時刻表や運賃表やらが展示されていたりします

尚、天井は当時のままなのか、鉄骨やパイプが走っていて男心を擽りますw

更に経路通りに進むと、今度は青函連絡船の歴史について

スケールモデルや

パネル展示で紹介されています

日本の海運史上最悪の海難事故の舞台となった洞爺丸。洞爺丸見ると「虚無への供物(中井英夫)」思い出すんですよねぇ

当時のフェリーの座席も展示されています。なんか、今の椅子より便利そうw

貨車のカットモデルや

駅やSLのスケールモデルなんかも展示されています

此処から更に4階部分に当たるブリッジへ

操舵室には当時の機器が其のまま展示

大型船なのでジャイロコンパスはお約束ですね

ブリッジの窓からは停泊中の巡視船「おいらせ」も見えます

無線通信室は立ち入り禁止。公式のHP見ると「青森無線クラブ」が使ってるという事なので機器類は「生きてる」って事なんでしょうね。尚、冬季以外は此処から外に出て煙突の袂まで行けるのですが、がっつり冬季なので外には出られずでした

このブリッジがらエレベーターを使って第二甲板にある車両甲板へ

先ずは車掌車「ヨ6000」

次に50形客車改造の郵便貨物車「スユニ50」が展示されています

その更に先にはディーゼル特急型車両キハ82が鎮座、とは言えディーゼル特急が青函連絡船に乗って移動と言う話も聞いた事無いので、当時乗っていた車両という事ではないんでしょうね

最後尾は船尾扉があり車両搬入部になっています。この先が開いて可動橋がドッキングし、車両の出し入れが行われて居た訳ですね

また、キハ82の隣には入れ替え用のディーゼル機関車DD16型も展示されていました
此処から更に下に降りる導線になっていて、階段を降りると

機関室へ。一基1600馬力のディーゼルエンジンは大迫力です

総括制御室や

発電機室も当時のままかなと

再び上に上がって、再度車両甲板を経て

一周してきましたが、見れてない所も有ったので

もう一周して、船内を後にしました(続きます

投稿者: ikariya

明日、いかりや。 93~03年まで成人向け漫画雑誌「漫画ホットミルク」「漫画ばんがいち」「コミックメガキューブ」の読者コーナーに投稿していた元・ハガキ投稿者。漫画ホットミルク読者集会「愛宴」の幹事も長らく務めておりました…...まだ「おります」かもしれません。同人活動も碇屋工房にて97年~現在まで続いております。好きなものに関してはこちら参照で。