前回の「岩鼻温泉 流し台の湯」に続く「野湯」。今度は串本と勝浦の境に近い串本町(旧古座町)佐本地区にある、その名も「ステンレスバスの湯」です。
勝浦側から見れば集落の奥、携帯の電波も圏外になる様な場所にあります。
県道から此処を入り
廃墟と耕作放置気味の田畑を抜けると…
側溝の上に何か有る！
これが「ステンレスバスの湯」!!
流し台の湯よりは設備が整ってる（比べちゃダメ）。後、一般道から離れているので周囲に其処まで見られる事は無いですね。湯船も深いので肩まで浸かれます。
嘗てはポリバスのみが鎮座していた為「ポリバスの湯」と呼ばれていましたが、その後「ステンレスバスの湯」に。現在ネットに上がってる写真だとステンレスのバスタブのみが多いんですが、昨日訪れたら樹脂製のバスタブも横に有りました。
結構な湧出量です。
温度は…冷たいです。温泉は温泉でも所謂「冷泉」になるかなと。流し台の湯も熱くは無かったですが、向うは「かなり温めのお湯」。それに対して此方の「ステンレスバスの湯」は「温めの水」という感じかなと。夏場を中心にこの時期に入るのには最適かとは思います（逆に冬場は辛そう。
折角なので入浴もしてみましたが(当然水着着用)、ちゃんと硫黄の匂いもしますし湯の花も浮いていて入浴後は肌がすべすべと、れっきとした温泉でした。流し台の湯に比べると立地的には落ち着いて入れるので、コッチの方が個人的にはいいかなと思いますね。
注・偶にネットでもこの辺の野湯に全裸で浸かってる人いますが、基本公衆の場なのでちゃんと水着等を着て入りましょう。公然わいせつって言われても言い訳出来ないので。そう言うのはフィクションだけにしましょうｗ