2020、九州冬旅 その3【池島後編】

池島のアパート群を後にして島を南に進みます(前編は此方から

東側にカーブして行くのですが、視界が開けると巨大な施設が。

コレも炭鉱遺構なのかなと。

この焼却炉っぽい所まで移動して引き返します。

石炭を運んでたベルトコンベアでしょうかね。

立坑櫓も近くで見えます。更に戻って、

此処「鉱業所前」のバス停まで辿り着き

此処から路地に入って下に降りて行きます。
此処「池島郷」は池島炭鉱以前からの集落らしいですが(コミュニティバスの運転手さんが仰ってました)

此方も廃墟が多いです。

嘗ての旅館や

呑み屋も朽ち果て

以前は家が有ったであろう痕跡のみの所も見てとれます。

下までおりてくると東郷のバス停に着きます。此処には嘗て小番所があったそうです。
此処から西に進むと

老人福祉センターや

まだ「生きている」と思われる工事中のアパートが有りました。
此処から踵を返し東側へ

此方も嘗ては華やかだったんでしょうね…

路地が上に伸びていたので登ってゆくと

変電所の前に出ました。

此処から下れば「8階建てアパート」と並んでランドマーク的な建物である池島発電所跡が見えてきます。

先のバス運転手さん曰く「9月の台風でかなり被害が有った」そうです。此処まで海際だとね…
更に降りると港に戻ってきます。此処からは港湾沿いの炭鉱施設を見て行きますが…

あー、電柱が…。こりゃ確かにトロッコ体験とかは当面無理かな…来年には復活して欲しいけど。

ツアーが健在なら此処から坑道に入っていく感じですね。

海側には石炭船への積み込み用設備が

この上は石炭輸送用のコンベアっぽい。

で、足元。おぉ、殆どコンクリで埋まってるけど此処にもレールが。元々はベルトコンベヤーじゃ無くって610mmゲージ辺りで輸送してたんかなぁ。

向こう岸にも何かの跡が(後で調べたら、積み込み用クレーンが合ったそうです)。

ジブローダーがデカい!!

で、湾の船着き場も逆の方に到着。なんか祠が有ります。

ふむ、龍神様を祀ってるのか…池? 池なんかあったっけ…

(因みに「池」とはこの湾の事らしいです)

祠から島の方に戻って更に進むと礫海岸が広がり、此方にも何か積みだしてたっぽい名残りが見えました。

この先の道を行くと最初に引き返した焼却炉っぽい所に行くみたいですね。
そんなこんなの池島散策を終え、港の方に戻ります。

桟橋に近いここが今の池島の中心地かなぁ、と。

そんなこんなで桟橋に戻って船を待ちます。

待合室には嘗ての池島のジオラマもありました。

此処から13時17分発のフェリーに乗船し、

30分弱で神浦港に到着しました。
神の浦からはバスで移動。長崎へ行くバスは、港直ぐのバス停では無くもう一本奥の道なのでご注意を。

バス通りのある商店街で昼食代わりのパン+αを買い、

神社が近くに有ったので参拝。

神の浦バス停を14時17分位に出て、海岸線の景色を楽しみつつ。

桜の里営業所で乗換。

更に浦上でシーサイドライナーを捕まえ、

彼杵駅で下車しJRバスに乗り換え、

最後、この日の宿のある嬉野温泉に到着してこの日は終了となりまた。

尚、宿で温泉を先に進められたので入ったのは良かったのですが、温泉パワーに負けて寝落ちしてしまいましたとさ(汗

寝起きて出掛けた店で食べた〆の蕎麦は旨かったです。

池島炭鉱跡の写真はHPGooglephotoにUPしています。
続きます

投稿者: ikariya

明日、いかりや。 93~03年まで成人向け漫画雑誌「漫画ホットミルク」「漫画ばんがいち」「コミックメガキューブ」の読者コーナーに投稿していた元・ハガキ投稿者。漫画ホットミルク読者集会「愛宴」の幹事も長らく務めておりました…...まだ「おります」かもしれません。同人活動も碇屋工房にて97年~現在まで続いております。好きなものに関してはこちら参照で。