路線バスで紀伊山地縦断、十津川へ花見に行ってきた(前編)

前々から例の長距離路線バス「八木新宮特急バス」を使って、紀伊半島の真ん中を行く旅をしてみたかったんですが、新宮発は前泊必須、日帰りが出来そうな大和八木発も、帰宅が23時前になりそうと昨今の体力を考えるとキツいので、さて如何するかと思って色々調べた結果、多分、割と和歌山中部住ならばのルートが出てきたので、去る4/6にちょっくら花見行ってきました。


先ずは、最寄りの御坊駅からスタートします。「青春18きっぷ」が余ってたので、これで先ずは7:03発の紀伊田辺行きに乗車します。
7:49に到着した紀伊田辺からはコレで移動。



快速 熊野古道」。明光バスが白浜空港~紀伊田辺経由で運行する、熊野本宮アクセスバスです。外国人乗車率が異常に高く、世界遺産の面目躍如と言った所でしょうか。
バスの到着は8時前に到着しましたが、出発は8:02となります。

田辺~本宮に関しては毎年確実に1回以上は走る道なので、特にトピックスに気づく所も無く。


そうそう。ここ、元々は砂防ダム側に道が走っていたのですが、11年の大水害で山体崩壊を越して修復不能に。此処だけ不自然に道が迂回しています(正式に橋が架かるまではクランクだった)



まぁ、あと、この時期は桜を愛でながらってメリットはありマスよね。バス。
因みに、乗客の多くが滝尻王子で下車。多分、古道歩き。他にも「誰が降りるんだろう」と普段から思っている様なバス停でも下車する人(外国人)も居て「すげぇな、熊野古道」って感じです。



途中、なかへち美術館バス停でトイレ休憩。龍神温泉経由高野山(奥の院)行きと言う、此方も中々の長距離バスが止まってました。


そんな快速バスに乗車する事、やく1時間30分、定刻9:37に熊野本宮に到着です。


道を渡った目の前には熊野大社があります。2月最終週の土曜に行ったばっかりなので、今回はパス。其れよりも、到着直前に桜が咲き誇っているのがチラッと目に入った、ここ。


大斎原(おおゆのはら)に向かいます。
※元々の熊野本宮大社の場所。水害で流出し大社は現在の場所に。今は巨大な鳥居が鎮座しております。





あ、はい、間違いなかったです。コレ。


そんな桜をしっかり愛でてバス停に引き返し、



じゃばらサイダー片手に、十津川温泉を目指すべく10:11発の十津川村営バスに揺られて北上します。

→(中編へ

投稿者: ikariya

明日、いかりや。 93~03年まで成人向け漫画雑誌「漫画ホットミルク」「漫画ばんがいち」「コミックメガキューブ」の読者コーナーに投稿していた元・ハガキ投稿者。漫画ホットミルク読者集会「愛宴」の幹事も長らく務めておりました…...まだ「おります」かもしれません。同人活動も碇屋工房にて97年~現在まで続いております。好きなものに関してはこちら参照で。