無論、著者本人にとっては不本意では有ろうが、京大アメフト部の事件を知って最初に頭を過ったのは、鳥取利樹氏の「ボールのように」でした。無論、本人も後書きで語るようにこっちは御伽話な訳ですが。まぁ、一次欲求を無理に抑圧するとツケが回ってくるので、ちゃんと手綱引いてガス抜きせにゃならん。それが、法を犯しては元も子もない訳で。いい意味での「悪い大人」が最近少ないのも原因かも知れん。俺にゃなれんがね。夜な夜な新地をうろついてはサラッと遊ぶ、引き際も弁えた「悪い大人」にゃねぇ。そもそもキャバもクラブも好かんのは、多分きっとトラウマだ。うん。多分。
※「真夜中のルーレット」―山下久美子92年の曲。個人的には布袋とくっついた直後の楽曲が好き。
※「ボールのように」―鳥取利樹著/慈徳社発行の同人誌。発行は93~94年頃。