由良要塞(淡路側)巡り 03【完結】

淡路橋立(前回は此方

生石山の砲台跡を見終わり生石山を降りて行きます

途中には発電所の跡が

水力なのでこっちに池があります

生石桟橋側に降りてくると、由良要塞砲台跡の碑が立っていました

此処から東側に歩くと恐らくこれが大阪砲兵工廠由良試験場跡になるのかなと思います

で、生石桟橋から渡船で成ヶ島に渡る予定だったので渡船に電話したのですが…

「車で迎えに行っちゃダメですか?」と言うお返事がw

まぁ、分かる。乗客一人の為に渡船の燃料焚く位なら車使うわ、俺でも。と言う事で快諾して「ゆっくり歩いて来て貰えれば途中で拾います」って事だったのでぼつぼつ歩いて行った訳ですが…
一向に迎えに来ず、30数分歩いて由良の桟橋着いちまったよ、おい
ただ、渡船側の経って弁明すれば恐らく生石で待ってたら(30分以上待たされたとは思うけど)迎えに来たと思うので。あと、成ヶ島~由良間は時刻表が有るけど、あって無いようなモノで電話して向こうの都合がつけば迎えに来てくれるっぽい感じでしたので、良くも悪くも田舎のルーズな渡船と思えばいいのかなと

そんなこんなで渡船に乗船、成ヶ島へ

モノの2~3分で到着します。

淡路橋立の石碑や

神社もあります
早速成山に登って行き

山頂間近と言う所で、不自然なレンガが…まさか

立ち入り禁止になって無かったので降りると、何らかの残骸が…あ、コレ砲台跡ですわ
完全に野に帰ってる…場所的に第一砲台かなと

で、山上の展望台に向かう訳ですが、この入り口、どう見ても堡塁の類ですよね…

そして山上広場へ。嘗ては成山城が、その後は堡塁が、更に戦後は国民宿舎が有った場所になります

展望台と呼ばれているスペースも明らかに要塞遺構が。観測所らしいです

山上広場を西側に進むと祠や神社が有って、その先に道が続いています。で、その道から陸側の藪を覗くと

此処にも残骸となったレンガが。恐らくこっちが第二砲台っぽいですね
その後、一旦山上広場に戻って別ルートから下山

途中には井戸が有って

その下には排水溝らしき遺構もありました

渡船乗り場とは逆側に降りぐるっと西側を回って
元の場所まで戻ってきました

今度は砂州の方へ、更に古い台場である六本松台場跡を目指しますが…ん? 無い?
googleマップを見ると道から逸れて海岸側にある感じ

此処から浜に出るのか?

と、出ると左側に石垣がありました。これが六本松台場跡ですね

此処から再び戻って、渡船乗り場に近い東屋で一服

東屋の近くには「陸軍省直轄地」の石碑もありました

成ヶ島も一通り巡ったので渡船で淡路本島へ戻り

多分、僕が知ってるライフではないライフで水分と

菓子を購入
その後、コニュニティバスの由良中学校前から乗車して洲本まで戻りました
で、帰りの便まで時間が有ったので…

淡路ビーフを! 牛さん美味しい…このボリュームで淡路牛で2000円ちょいなら全然有りでしょ!

そして、この旅最後にして一番の目的

深日淡路ライナー」へ。「行か帰りにコレを使って淡路島巡りをしたい!」と言うのが事の始まりだった訳ですよ、ええ。年々、営業日は増えてますが、基本期間限定の土日のみなので中々タイミングが合わずで、漸く乗れた感じです

16:25発の便で紀淡海峡を渡り、17:20着から2分遅れて到着

結構タイトな乗り継ぎで南海深日港駅に駆けこんで、帰路に着きました

投稿者: ikariya

明日、いかりや。 93~03年まで成人向け漫画雑誌「漫画ホットミルク」「漫画ばんがいち」「コミックメガキューブ」の読者コーナーに投稿していた元・ハガキ投稿者。漫画ホットミルク読者集会「愛宴」の幹事も長らく務めておりました…...まだ「おります」かもしれません。同人活動も碇屋工房にて97年~現在まで続いております。好きなものに関してはこちら参照で。