後年、一番使うのは「社会」の様な

今日、仕事中(ヲイ)に「ちちんぷいぷい」を見ていると「名門私立中学で3教科受験が増加」と言う話題が出ていた。なんでも「社会」が切り捨てられる、とのこと。無論、「次世代」を担う人材にとって「算数」「理科」と言う理系と、日本人としての学問の中心である「国語」に比重が置かれるのも判るし、受験する側も「3教科」の方が勉強し易いので、3教科受験がうけるのも判るけど・・・。番組内でも言っていたが、「行き過ぎた経営至上主義」にしか見えないやね。大体、そこで「楽」を選ぶ受験生を集めて一体如何する気でしよ。あえて4教科、5教科に挑む人材の方が優秀な人材に育ってくれると思うのだが、そんな理念よりも利益が優先するのが資本主義か。

まぁ、自分は「お受験」とは全く縁の無い田舎モノ故、まともな受験は大学受験位だったので(高校は定員オーバーが500人中10人程度だった様な記憶が有るので、余程ヘマをしない限り通った。仕事中の社会人が受けても受かる専門学校は云わずもかな)、なんとも云えないが、文系とは言え、よく判らない傾斜配点(英・国・選択[確か政経・日本史・世界史]で100点×2、200点×1。200点は3教科の内どの教科を200点配点にしてもよい)をしていた、我が母校は今や半数が外国人と言う現状らしい(留学生が悪い、と言っている訳では無いので悪しからず)。この現状は、某萩の大学や某秋田の大学を鑑みると、破綻する三流大学のパターンの様に思われる。
「受験のし易さ」と言う安易な手段での競争は今一度考え直すべきでしょうなんでしょうね。

余談だが、自分が受けたのは3月の2次試験。当時は受験戦争真っ只中、且つ第二次ベビーブーム世代の頃で、1~2月の受験に失敗した学生が山の様に押しかけたらしい。結果、競争率は実に100倍以上(入学式のとき学長が自慢げ言っていた)。そんな中、高校時代進級も危なかった自分が合格したのは偏にこの傾斜配点のお陰でした。得意科目とは言え世界史満点(自己採点ですけど)だったからなぁ・・・、何の躊躇いも無く全問正解200点にさせて頂きました(笑

投稿者: ikariya

明日、いかりや。 93~03年まで成人向け漫画雑誌「漫画ホットミルク」「漫画ばんがいち」「コミックメガキューブ」の読者コーナーに投稿していた元・ハガキ投稿者。漫画ホットミルク読者集会「愛宴」の幹事も長らく務めておりました…...まだ「おります」かもしれません。同人活動も碇屋工房にて97年~現在まで続いております。好きなものに関してはこちら参照で。