熊野古道の那智大社に向かうルートで、当時の趣を濃く残している事から熊野古道の代名詞的に写真でもよく取り上げられる事の多い「大門坂」。普段は車で行ってしまう事が殆どなのですが「一度行っておかねばな」と言う事で、先月の話になりますが行ってまいりました。
家を出たのが若干遅く昼過ぎに何とか勝浦まで到着。グーグルマップ様だと臨時休業中だったので「せめてトイレだけでも借りるか」と思って立ち寄った勝浦漁港の「にぎわい市場」が営業再開。
これは好機とばかりに「市場ごはん しげ」さんで地魚丼を注文。
腹ごしらえも終わったので再度移動。10分ほどで大門坂の駐車場へ。
ここが大門坂の入口に当たる場所、この辺りはまだ民家もチラホラと。
此処は南方熊楠が宿泊した元宿「大阪屋旅館」の跡との事(今は普通に民家っぽい)。
そしてその先に古道の入口を飾るように夫婦杉が立っております。
登ってすぐに熊野古道沿いに立つ「九十九王子」最後の王子「多富気王子」が。
二町目でこの「大門坂」の看板辺り。車で那智山に向かう際にカーブの曲がった先でよく目にはしていたが、此処に出っぽい。尚、此処からも登れるようにバス停が有ったりします。
結構急な登り階段で、尚且つ足元も其処まで良くは無い為(石畳は結構凹凸があります)、運動不足もたたって息も絶え絶えで…
四町と五町の間には嘗ての関所跡である「十一文関跡」があります。
「六町」目に到達し何とか大門坂を登り切りました。大体此処までの所要時間は25分位だったかなと。
登り切った所は観光センターの裏手、一寸した広場っぽくなってました。まぁ、此処はまだ「大門坂」の終着点。更に上へ
観光センターの脇に出てきます。
うん、背景がちゃんとしてるといかがわしく無いぞ(その昔、背景色がアレで一寸エロゲっぽくなってしまった過去が
で、此処まで来たのに参拝しないのも勿体無いので、12月にも来たけど、今回も参拝してきました(続く
大門坂の写真はHPにUPしています。