リニア鉄道館へ行く(2014春)

春の麗の中、前述名古屋愛宴の0次会として「リニア交通館」へ行ってまいりました(HPに写真纏めて居ますので、若し宜しければご覧ください)。まぁ、数年前に大宮の「鉄道博物館」に行っている身とすると、然程興味は惹かれ無かったのですが、正に「百聞は一見に如かず」で、中々面白かったです。特にNゲージのジオラマと「その発想はあった」けど本当にやるんか、と言うホジ6005形には大いに興味をそそられた訳でして。


まず、足は元貨物線のあおなみ線。実はあおなみ線初体験で「これで乗りつぶしオンラインも少しは埋まるね」と思ったの事実。と、それはさて置き、あおなみ線の名古屋駅から終点金城ふ頭駅まで一本の道のりを経て終点を直ぐ傍の「リニア・鉄道館」へー


大人一人1000円で入館。最初の部屋が映像流している関係もあって暗くてねぇ「うーむ」と思ってしまった訳だが、そこを通り過ぎた先には十分満足させる品々が・・・


その1-Nゲージジオラマ。


東京―大阪間を再現したジオラマだが、なんせ芸が細かい。甲子園球場や伊勢神宮、清水寺に白川郷、もちろん通天閣やスカイツリーもあったりするんだが、流石に叡山ケーブルまで有るのには恐れ入った。あと、誰も見ないだろう的なジオラマ奥側の造形も全く手抜き無しの代物で。奥の駅とか、コンクリート工場とか「此処まで見ないだろ」な所の作り込みも半端ない。更に画しキャラまで入れてやがると。黒山の人だかりも納得の出来栄えでした。

その2-ホジ6005形蒸気動車


蒸気動車。書いて字のごとく、蒸気の力で自走する客車です。そもそも気動車なんて言うのは内燃エンジンの小型化の恩恵を受けて客車に動力を付ける事に成功した代物な訳で、それを小型化する事が難しい蒸気機関でやらかすか、という一品。無論発想としては有っただろうけど、本当に実在するとは思わなんだわ(家に帰ってwikiで調べると西洋を中心に実用化車両は有った模様)。なんつーか、ラピュタの炭鉱線とかに出て来そう感が漂うわ。


運転室内に鎮座ましまする蒸気タンク。やっちまったなぁ感一杯であるw



後はやっぱり憧れの食堂車‼ 0系の昭和チックな内装をとるか、100系の割と最近な感じの(つっても25年位前になる訳だが)甲乙付けがたい魅力でありました。
評価としては、展示車両も比較的多く、それなりに楽しめたので1000円は妥当な入館料かなぁ、と。新幹線はよく使ってる割にはあまり興味湧かないんですが、それに興味がある方なら更に得点は高いんじゃ無かろうかとは思います。

投稿者: ikariya

明日、いかりや。 93~03年まで成人向け漫画雑誌「漫画ホットミルク」「漫画ばんがいち」「コミックメガキューブ」の読者コーナーに投稿していた元・ハガキ投稿者。漫画ホットミルク読者集会「愛宴」の幹事も長らく務めておりました…...まだ「おります」かもしれません。同人活動も碇屋工房にて97年~現在まで続いております。好きなものに関してはこちら参照で。